保冷工事は保温工事と同様の処理を行いますが、温度の低下を防ぐのではなく温度の上昇を防ぐ役割があります。結露の防止も保温工事と同じですが、保冷工事にはさらに防湿を目的に行われることもあります。
そのため、保冷工事に使われる保冷材は防湿と保冷効果を併せ持つグラスウールが一般的です。
防湿・結露防止が必要な理由
配管内部の温度が外気温よりも低い場合、配管には水滴が発生します。発生した水滴が落ちることで製品の廃棄や漏電事故を招くことになるため、保冷工事では十分な防湿・結露対策が必要になります。
そこで効果を発揮するのが防湿材です。防湿材を取り付けることで、配管内外の温度差で発生した水滴の侵入を防いでくれます。
保冷工事のポイント
□保冷材は、配管やタンクの被施工面に隙間が生じないよう密着させる
□材料保管中、もしくは施工中において保冷材に雨水がかからないように注意する
□外装材を取り付ける際に、雨水の浸入対策を入念に行う
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